2008年10月アーカイブ
初めて降りた…。
高校生は、音楽CDのことをなんと呼ぶか?:小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird)
その答えが「マスター」だというのはにわかには信じがたい話。
少なくとも毎月オーディションを含めると10人以上の高校生と会っている経験上、聞いたことない。
まぁ、学校では使っている言葉かどうかわからないけど。
で、今どきの高校生もCDを購入するし、レンタルするし、友だちからも借りてるよというだけの話 - P2Pとかその辺のお話@はてな には色々なデータも併せて掲載されているので、僕が書くのはあくまでも「感じた話」なんだけど。
少なくとも、
回覧が終了したら、そのCDはポイ。なんてことはない。
もうパソコンに取り込んだから、不要なのです。
少ないお小遣いから買った CD を捨てるわけがない。
で、RIAJ がリサーチしたデータについてなんだけど、これって(たぶん)携帯電話で音楽を聴く、というデータはちゃんとは含まれていないと思う。
このデータでは高校生の「デジタル携帯オーディオプレーヤー」の利用率はだいたい半分くらいになっているけど、ここに携帯電話を含めると、全体の利用率は少なく見積もっても7〜8割くらいになるんじゃないかなぁ。
あくまでも推測だけど、半分ってことはない。
かと言って、本当に半分の高校生が「携帯電話以外のデジタル携帯オーディオプレーヤー」を持っているかというと、これも微妙。
つまり、「携帯を含めて回答している人」と「携帯を含まずに回答している人」が混ざっているんじゃないかなぁ…というのが、このデータを見た印象。
そして、実際のところ、「iPod は持ってないけど携帯電話で音楽聞いてる。着うたフルあるじゃん」という高校生が、実は多い。
今の高校生は、オトナが予想するよりはるかに多く、家にパソコンさえあれば、自分専用のパソコンがなくても Yahoo! や Google のメールを使いこなし、YouTube やニコ動で音楽ビデオを観てる。
レンタルや友だちから借りた CD は、リッピングして CDR に焼いて聴いている。
高校生ブロガーもいっぱいいるが、あまり表面化してこないだけだ。
自分専用のパソコン持ってる子は、iPod とかの「携帯電話以外のデジタル携帯オーディオプレーヤー」を持ってる率も高くなるけど、全国規模で考えるとそれほど多くない。
でも、殆どの高校生は当然、携帯電話は持っている。
そして、本当に好きなアーティストの音楽は、たまに CD を買ったり、着うたフルでダウンロードしたりしている。
「着うた? 音悪いでしょ?」という論理は通用しない。
それよりも「持ち歩けて、いつでも聴ける」ことのほうが強いからだ。
さらに「先行ダウンロード」があるので、CD よりも早く手に入れることが出来る。
そして、学校に行けば、(携帯電話のスピーカーを使って)友だちと一緒に聴ける。
どうやら、この2つのアドバンテージが意外と大きいようだ。
友だちから教えてもらった音楽が気に入ったら、自分でもダウンロードする。
オタクでもなく、ごくごくフツーの高校生でも、これくらいは当然のようにやっているよ。
(機種変したらどうなるか、ということまではどうやらあまり考えていない)
僕らが高校生の頃にあったレンタルレコード、ダブルラジカセ、ウォークマンといったスポットやアイテムが、それぞれ形を変えただけだ。
そんなわけで、総論としては heatwave_p2p さんと殆ど同じ。
ただ、残念なのは、今の高校生たちがほんとうにラジオを聴かなくなった…ということ。
これは都心部と地方で全然違うんだけど、全国平均的なイメージとしては、
ラジオを日常的に聴いている→1割以下って感じかな。
ラジオを時々だが聴いている→3割
ラジオなんて聴いたことない→6割以上
これが都心部になると、
ラジオを日常的に聴いている→計測不能ってなっている現実。
ラジオを時々だが聴いている→1割以下
ラジオなんて聴いたことない→9割以上
うーむ。
ラジオ屋としては、悩ましい限りだ…。
昨日からエンドレスの金曜日。
今日最初の食事は、「かつや」で期間限定でスタートした新メニュー♪
あまりに空腹だったので、いつもの「豚汁(小)」に加え、単品でメンチカツを1枚追加したよ。
間もなく搭乗!
飛んでみたかった!
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国会で中川財務相がワンセグ観ていたというニュース。
実際には国会中継を観ていたという情報もあるけど、ホントのところはどうなんだろ?
いずれにしてもルール違反に違いはないけど、システム見直しのきっかけにはなるかも。
後ろの席にはモニターをつけたら、議員の居眠りも減るかもね。
何もしない議員が少しでも減れば、費用対効果はあるんじゃない?
さぁ、全国のテレビメーカーは営業のチャンスだ!
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オリエンタルラジオ「華やかな挫折の先に」 : 日刊サイゾー を読んで。
かつては芸人を育ててきたテレビが、今や使い捨てることしかしなくなっていることくらい、誰にだってわかること。
それなのに「不運」「不遇」だなんてとんでもない。
彼らはおそろしく幸運だったし、恵まれた境遇にあったことは間違いない事実。
ただ、その機会を文字通り「チャンス」として上昇しきれなかっただけ。
考えてみれば、芸の世界なんていつだってそうだったのだ。
目の前の「幸運」に感謝することって、ものすごく大切なことだと思うんだけどなぁ…。
以下、毎日新聞の記事から引用。
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石原知事は3日の会見で「(都内北東部にある)山谷のドヤに行ってご覧なさいよ。200円、300円で泊まれる宿はいっぱいあるんだよ。そこへ行かずにだな、何か知らんけれどもファッションみたいな形でね、1500円っていうお金を払ってね、そこへ泊まって『おれは大変だ、大変だ』って言うのはね」と発言した。
これに対し、生活困窮者から月約100件の相談を受けるという「もやい」の稲葉剛代表理事は「200〜300円で泊まれる宿なんて聞いたことがない。個室ビデオ店に泊まる生活困窮者を『ファッションみたい』というのも失礼な話だ」と指摘している。
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なるほど。
では、実際のところ、一泊いくらからなら泊まれるんだろう?
その情報がすっぱり抜け落ちているんじゃ、反論も記事も意味をなさない。
麻生総理が解散を「見送り」、東国原知事が国政への出馬を「見送り」。
一体いつから「見送る」という言葉が「やると言っていないことをやらない」という意味になったんだ?
っていうか、マスコミは無駄に煽り過ぎ。
他に報道すべきことは山ほどあるだろうに。
…という訳で、僕も(もともと食べるつもりのなかった)カレーを見送りラーメンを食べて、オフィスでの徹夜を見送って(当初の予定通り)終電で帰宅。
昨日からエンドレスになってしまったので、一瞬だけ帰宅中。
中延駅前の立ち食い蕎麦屋に立ち寄って「いかげそ蕎麦」。