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「常磐ハワイアンセンター」(今のスパリゾートハワイアンズ )が、なぜあの地に誕生したのか、そんなこと、今まで考えたこともなかった。
近日中にインタビュー取材をさせて頂くことになり、超満員の試写室に入れてもらったのが、この秋公開の映画『フラガール』。
正直なところ、この映画って《フラダンスに青春を捧げた人達の物語》っていうくらいの情報しか持っていなかったのだ。そう、例えば『ウォーターボーイズ』とか『スウィングガールズ』とかの青春ムービーみたいなイメージね。この『フラガール』は、そういう青春ムービーを期待している人達も充分楽しめるように作ってあるというだけでも、実は充分にスゴイ。
だけど、この映画には、昭和40年の日本が抱えていた問題や、そこに生きた人達の「人生」が密接に絡んでくる。僕が生まれる3年前の日本っていうと、それこそ高度経済成長が完成期を迎える頃だったわけで、そんな時期に突如完成した「常磐ハワイアンセンター」。なぜ「ハワイ」だったのか、なぜ「常磐」の地だったのか、その背景を知らなかった僕には、とても衝撃的で、感動的な物語だったのだ。
そして、華やかなダンサーを目指す女の子たちに容赦なく襲いかかるのは、楽しいだけではすまされない、厳しい「プロ」の世界。
でも、無理をしてでも作った笑顔で、スポットライトを浴びるその時、ステージの上から見える客席の向こう側には、本当に素敵なことが待っているのだ。
3ヶ月間の特訓の成果という、松雪泰子 さんや 蒼井優 ちゃんのダンスは見事で、ほんとにこんな素晴らしいダンスを見せてくれるのなら、スパリゾートハワイアンズに行ってみたいとさえ思ったよ(笑)。
あ、そうそう、「蒼井優ちゃんのヘソ出しダンスが観たい」というアナタにも、充分にお勧め出来る映画であることも付け加えておこう(笑)。
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