asahi.com:「正解はCMのあと」は逆効果 視聴者86%「不愉快」 - 文化・芸能
同様の記事は他にも。まぁ、出典はどれも同じ。
歌田明弘の『地球村の事件簿』: CMにこれほどイライラさせられているのは日本人だけ?
なぜ人は思い通りに動かないのか(第4回) (入門! 社会心理学):NBonline(日経ビジネス オンライン)
っていうか、この asahi.com の記事を読んで情けなくなったのが、
民放テレビ局は「視聴者の受け止め方に関心を払わなければいけないが、CMのあとも見ていただく努力については度を超さない限りは許していただきたい」(テレビ東京)、「CM明けについての説明は親切に告知する意味合いもあると思うが、視聴者の声に対しては謙虚に耳を傾け、その感性に敏感でなければならないと考えている」(テレビ朝日)と言っている。
というテレビ局サイドのコメント。
何を今さら、こんなコメントを堂々と出せるのか、まったく理解できない。
果たしてこの手法が「CMのあとも見ていただく努力」「親切に告知する意味合いもある」と言えるのだろうか? 少なくてもこんなことで「努力」だなんて馬鹿馬鹿しいし、「親切」だなんて余計なお世話以外の何ものでもない。
果たして、自分たちが視聴者としてテレビを観たとき、一度でもイラッとしたことはなかったのだろうか?
かくいうラジオも他人事ではない。「気持ちよく聴いてもらう」努力をしていない番組が多過ぎる。トークの文量、選曲、間とタイミング…ユーザーの立場から、あらためて番組作りを見直さなくてはいけない部分がまだまだあるはずだ。もちろん、自戒の意味を含めて。